浦東シャングリラ上海(Pudong Shangri-La SHANGHAI)
  〔浦東香格里拉大酒店〕〈浦东香格里拉大酒店〉
    


◆グランドタワー・プレミアバンドビューキング(クラブラウンジアクセス付)
【プラン】ホテルチェーン公式サイトより予約(リバーウィング・ホライゾンクラブ・デラックスバンドビューキングより有償アップグレード)
【料金】3105元(約43,700円)
【チェックイン・アウト】CI:14時?、CO:12時
【日時】2010年4月

☆シャワーブース…○
☆バスローブ…○
☆ターンダウン…○
☆LAN…○
☆DVDプレイヤー…○
☆JALマイル…×    


 さて、今回紹介するのは浦東シャングリラ上海です。
 当初は開業したばかりのペニンシュラ上海を考えていました。しかしながら、展望についての疑念が生じました。一棟建てのホテル、それほど高層でもない、なんていうことを考えますと眺めのいい客室は限られてくるのでは…黄浦江を望めるのはスイートルームやリバービューが冠せられている客室でないと無理ではないのか…そのリバービューがつく客室が日本円にしますと5万円を超える…

 最初はスケジュールの都合でキャンセルしまして、2回目は眺めと料金のバランスを考え、ペニンシュラをキャンセルしました。 そう、ペニンシュラの対岸の川沿いにある浦東シャングリラ上海なら、間違いないだろう、料金もペニンシュラに比べ安く、地下鉄駅からのアクセスも良い―ということで、最終的に上海での1泊目は浦東シャングリラ上海にしました。
 浦東シャングリラ上海は川の近い側にリバーウィング、シティー側で高層のグランドタワーに分かれています。それぞれ、ホライゾンクラブフロアが設定されております。当然?川に近いリバーウィングのリバービューを選び、ペニンシュラ上海をキャンセルしたので奮発してホライゾンクラブを予約しました。
 グランドタワーの方が建設が新しく設備的に良いためか、同レベルと思われる客室(グランドタワーの方が客室が広めかもしれません)を公式サイト上で比較すると、グランドタワーの方が料金が高めに設定されていました。



 アクセスは地下鉄です。駅から5分程度といった感じで距離的にはたいしたことはないのですが、広い通りを渡らないといけませんので(跨線橋を建設中ですが)、大きな荷物がある場合、ちょっときついかもしれません。
 
 前述したように浦東シャングリラ上海は、二つに分かれており、手前の通り側にあるのがグランドタワー、奥側(川側)にあるのがリバーウィングです。フロントも両方にあるようです。リバーウィングまで行くのが、面倒だったのでグランドタワーのレセプションに向かいます。こっちでも受け付けてくれるだろうと…。ドアマンに荷物を預け、引換え券をもらい、手ぶらでフロントに行きます。

 派手さのない落ち着いたロビーです。横は広いのですが、奥行きはあまりありません。フロントは客で埋まっており、適当なところで1分ほど待ち、空いたところに向かいます。フロント氏は30才くらいの隙のないタイプの男性でした。しばらくすると、女性スタッフがお茶とお絞りを持ってきてくれます。なかなかいいサービスですね。ただ、お絞りはかなり水分を含んでおり、ぐちゃぐちゃ寸前でした。

 ここで、フロント氏が交渉してきます。わたしが、当初予約したのは、リバーウィング・ホライゾンクラブデラックスバンドビューキングでした。彼曰く、このグランドタワーの方が新しく、広く、高層であるとのこと。是非こちらがお勧めとのこと。はじめは、無償アップグレードと思っていたのですが、メモを出し、プレミアルームなら+300元、ホライゾンクラブフロアなら+500元?600元?と有償でした。
 もともとの予約はサービスチャージ抜きで2400元でした。考えますね。もともとの予約がクラブフロアなので、プレミアルームでもラウンジ利用可能か確認すると、可とのこと。で、リバービューであることを念押しし、プレミアルームで手を打ちます。フロント氏曰く、「グッド チョイス」。
 それにしても、リバーウィングとグランドタワーは営業上、競い合っているのでしょうか?間接的にリバーウィングが古くて、狭いと言う風に聞こえました。まあ、そうだとしたら、リバーウィングの客引きが手前に立っているんでしょうが。(笑)

 客室までの案内はないようです。エレベーターに向かいます。チャイナ服姿の美人なエレベーターガールが立っております。エレベーターはクラブフロアに限らず、キーがないと客室フロアにアクセス出来ないようになっています。

 客室へ。窓方向に対し横長、そして、天井まで窓、絶景です!最高のリバービューでしたね。リビングスペースもある、ジュニアスイート仕様の客室は60㎡位の広さがあります。シャワーブース付のバスルーム、ウォークインクローゼットなどもあります。
 客室は35階まであり、その34階なのでかなりの高層です。ホライゾンクラブフロアは27階から31階までなので、その上にあるいわゆるスカイビューフロアにあたるんですかね。

斜め横から撮影した、浦等シャングリラ上海・グランドタワーです。右奥に見えるTV塔が眺められる客室はかなり限られているように推測出来ます。
 左側が川側となります。
中国名には上海の文字がないのね。英語名も(PUDONG)浦東がメインで上海は小さく添えられています。上海に複数のシャングリラブランドホテルを設置するのをあらかじめ考えていたんですかな…(同じ浦東地区にあたらしくシャングリラが出来るようですが、結局浦東が重なるのでは?)
グランドタワーの下部が門のようになっています。
奥にリバーウィングの車寄せ、右手にグランドタワーのエントランスがあります。
グランドタワーのロビーの様子です。右手がレセプションになります。
客室階のエレベーターホールです。
廊下ですね。
客室のドアです。


部屋に入りますと、こんな風に黄浦江、バンド(外灘)の風景が目に飛び込んできます。
ちなみに遮光カーテン、レースのカーテンとも電動です。
リビング・ベッドルームは横長にレイアウトされていまして、窓に向かって左側にリビングスペースがありました。
リビングルームにはDVDプレイヤーも設置されています。リージョナルコード対応版なのでしょうか、日本からの持参のレンタルDVDも視聴可能でした、。
 TVのアップは撮り忘れてしまいました。フィリップス製の32型か37型くらいの大きなでした。NHKの国際放送に対応しています。
シャングリラの名前の元である「ラストホライゾン」の映画DVDがありました。また、TVにも映画ラストホライゾンの専用チャンネルがあり、その力の入れ方に驚きます。
二人がけソファーがあるとゆったり出来ます。
脇の丸テーブルには双眼鏡がありました!そして、バンドの歴史的建造物が記載された冊子が置かれていました。
テーブルにはウェルカムフルーツがありました。びみょーに埃ぽかったのと,
むくのが面倒なので食べませんでした。引出しには皿とナイフ・フォークが入っております。
あとから、届けられたゴールデンサークル会員(シャングリラホテルのホテル会員組織、入ったばかりの平会員です)特典のウェルカムチョコレートです。
カードが添えられており、日本語での記載もありました。初めての利用なのに、「ウェルカムバック」はご愛嬌…
客室の中央、もっとも眺めの良い場所にあるライティングデスクです。ここに座って仕事しろと言われてもねー…
電話、客室の案内などがあります。
ふたを開けるとコンセントやLAN端子などがあります。
FAXに文房具もあります。
入室直後に来たルームサービスでのお茶のサービスです。白茶?というのかな?あっさりして美味しかったです。
さて、窓にむかって右側がベッドスペースでした。
上品な柄のベッドカバー並の大きさのベッドスローにクッションが計四つありました。
ベッドサイドテーブルはこんな感じです。電話、時計、メモ帳、朝食のルームサービス注文票など。
ベッドスペース奥の壁側は簡易ドレッサーになっておりました。
アクセサリー入れやドライヤーはこちらにあります。
リビングスペースと同じ大きさのフィリップス社製のTVがこちらにもありました。ただし、DVDプレイヤーはありません。
客室の中央部にあるお茶コーナー。大小2種類のワイングラス、タンブラー、ブランデーグラス、ロックグラスと計5種10個ありました。
 電気ポットの中にはお湯が入っておらず、若干濡れていました。底にちょっと水垢のゴミみたいのが残っており、×。
アイスペール、容器に入ったミネラルウォーター(350CCサイズ)が4本あります。
引き出しの中にはティーカップ、お菓子、中国製カップ麺(25元)、スピリッツ類があります。
無料のお茶はインスタントコーヒー、ジャスミン緑茶、カモミールティーに紅茶でした。このクラスの客室ですとエスプレッソマシーンがほしいですね。
スピリッツ、ワインなどがあります。その中央には…
シェイカーがありました!
で、お茶コーナーの向かいの壁には…
扉が透明な冷蔵庫がありました。(撮影してませんが、セーフティボックスはここにありました。)
中身は割合普通ぽいです。青島ビール45元、瓶ジュース45元、ソフトドリンクが40元でした。

 

窓側(ベッド・リビングスペース)からドア方向をみるとこんな感じです。
手前両側にお茶コーナー・冷蔵庫、奥左手がバスルーム、奥右手側がウォークインクローゼットになっております。
 フロア図です。上側がシティービュー、下側がバンド(リバー)ビューとなります。TV塔は左側になりますね。
 こう見ると、スタンダードクラスの客室はすべてシティビューのようです。(たしか名称はエグゼクティブルームでした。)
 しかし、中低層階のリバー側の客室(部屋は広いが、目の前はリバーウィングがあり、眺めは悪いと思われる)はどう売っているんでしょうね。リバー側は客室の設定を少なくして、建物も目に入るが、川もなんとか一部見えるようにして、ごまかすというと語弊があるでしょうが、客に納得させているんですかね。

 
 

ターンダウン後のベッドの様子です。フットマットを敷くフルターンダウンサービスですね。
サイドテーブルにはミネラルウォーター(グラスのセッティングは無し)。
チョコレート、そして…
エッセンシャルオイルが入った袋が置かれていました。

あと、シャングリラ東京と同様に(というか、こちらが先輩か)、小説「ラストホライゾン」の一節が記されたしおりがベッド上に置いてあるのですが(写真無)、ヨレヨレで汚らしく×

 

 



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